離婚の傾向と準備について

介護離婚とは正式な言葉ではないにしても、離婚理由の一つとしてどちらかもしくは双方の親の介護が関係していることを指しています。

 
たとえば「近い将来の介護のために夫の親と同居することになり離婚した」「夫の親の介護をせまられて離婚に至った」「妻が実家の親の介護をするために別居することとなり、それが長引いて離婚となった」などがこれに該当します。また長寿化がすすむ日本では、場合によってはどちらかの祖父母の介護をしなくてはいけないことになって離婚というケースも充分に起こり得ます。

 
実際に身の回りに介護の問題がふりかかったとき、現在の日本では誰が介護するかといえば、おそらく妻側にこの負担が求められるケースが多く存在します。これは例え共働きを長く続けてきたとしても、夫の収入よりも妻の収入の方が良いということはまだまだ少なく、となると世帯収入をなるべく減らさないために妻が離職して介護にあたるという選択が多いためです。また現在介護問題がのしかかってくる世代では「親の世話は妻がするもの」という思いが男性側に強くみられ、例え男性側の収入が少ないとしても「男である自分に親の下の世話や食事の準備は無理」という想いがあることが背景となっています。
自宅で介護することの難しさや苦労を全ての人が理解していない限り、今後も増え続けていくことが想像されます。

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